3.11(2011.3.11 東日本大震災)
2011年3月11日に起こった東日本大震災では、
あらためて自然の恐ろしさ、
人間の弱さ、
災害に対する対策の甘さなどを感じました。
津波の影響を受けた地域はもちろん、
震災によって
多くのところで
ライフラインが
止まってしまいました。
ニュースなどで
震災の状況が流れるのを見て、
震災の影響を受けなかった人達も、
次の災害に備えて
水や食糧、
乾電池などの備蓄に
いっせいに買い出しに走りました。
そのため、
これらのものは
一気に買われてしまい、
お店などでは商品が品薄か、
まったく無いなどの状態が続きました。
特に「水」は
何をするにも
必要となるものなので、
スーパーなどで
品切れとなるスピードも異様に早く、
備蓄目的に
大量に購入した人も
多かったようです。
普段は便利に利用している
コンビニでは、
震災直後に
商品を買う人が殺到したことと、
震災により
商品の移送が
ストップしてしまったことなどが重なり、
店内には
おにぎりもサンドイッチも
弁当も無く、
水や飲料水、
カップラーメンなども
すべて買われてしまった上に
補充されないことから、
何の商品ものっていない棚が
むき出しの状態が続きました。
震災で食糧などの
需要と供給のバランスがくずれた上に、
生産工場が被災したり、
交通網が麻痺して
流通がストップ・・・。
普段、便利な生活を
していればいるほど、
今回の震災は
大きく影響したのでは
ないでしょうか。
日頃から
災害用に
水や食糧を備えている人、
定期的に
水を宅配してもらうサービスを
利用している人などは、
家にある程度の数の
水が置かれていたため、
震災後も
落ち着いて
対応できたのではないでしょうか。
いくら日頃の備えが
大事とわかっていても、
人はリアルな体験を経て
ようやく行動に移す人が大半です。
そのため
東日本大震災規模の大きな災害が
ひとつの教訓になったのは
間違いありません。