海洋深層水
海は水深200m付近が表層と深層の境目といわれ、
海洋深層水とは一般的に水深200m以上の深いところを流れる
海水を採水したものを原水としています。
深海200m以上の深さには太陽の光が届かず、
その深海を循環する水は細菌の繁殖や外的な汚染の影響を
ほとんど受けることがなく、
約60種類以上といわれるミネラル成分が変化すること無く
豊富に含まれているといわれています。
ただ、どんなに豊富な栄養分が含まれていても海水のため、
そのままボトリングして商品化をするわけにはいきません。
市販されている海洋深層水の多くは汲み上げた海水を
いったん水分とミネラルに分け、
電気透析やRO膜などでろ過して塩分を除去し、
ふたたびミネラルと水を合わせて商品化されています。
海洋深層水の製造方法では、
海水ではなく陸水に海洋深層水のミネラル成分だけを添加したもの、
塩分を取り除いた海洋深層水に
凝縮したミネラルを合わせたものなどもあります。
世界的にはハワイの海洋深層水が有名ですが、
日本では高知県の室戸で初めて海洋深層水取水施設がつくられました。
以後、海に囲まれた日本の特性を活かし、
全国的に海洋深層水取水施設が広がり、
知床沖、三陸沖、富山湾、伊豆大島沖、駿河湾、久米島沖などで
取水され商品化がおこなわれています。
水道水の放射能問題などで、
水に対する人為的な汚染や
年々深刻化する環境汚染などが問題になるなか、
外的な環境汚染の影響を受けない海洋深層水への注目は
ますます高まっています。
★海洋深層水のウォーターサーバーの水の宅配は、
まだまだ扱っているところが少ないようです。
お探しの方はこちらがオススメです→美味!北海道知床らうす海洋深層水
北海道の知床半島の羅臼(らうす) 町の海洋深層水です。
世界自然遺産である知床半島の沖に眠る太古の海洋深層水をぜひ!