名水百選
環境省によって選定されている名水百選と
いうものをご存知ですか?
47都道府県が日本にはあるわけですが、
各都道府県に1カ所以上の割合で名水が選定されており、
4カ所も名水が選ばれている富山県や熊本県などは、
水のおいしい県ということでしょうか
。
おいしい水を育むのには、周辺の環境が大
きく影響します。
自然に囲まれた場所で、
その地のおいしい水を飲むというのは、
とても贅沢で幸せな瞬間かもしれません。
日本名水百選の選定基準は「水質」、「水量
」、「周囲の環境」、「親水性」
などに重点が置かれ、これらが優れていると思われる場所が選定されています。
軟水が多い日本では、湧き水などを飲んだ時に新鮮さや甘みが
ダイレクトに伝わってくるため、
そういう水に普段から慣れ親しんできた日本では、
水のこだわりが強い傾向にあります
。
名水百選を目的に各地に旅行する人もいるのではないでしょうか。
名水百選には地域の活性化という意味もありますが、
全国の優れた水環境を地元だけではなく色々な人に訪れてもらい、
将来にわたって保全・継承していくことを目的としています。
名水百選に選ばれるような水なら飲んでみたい!と思っても、
なかなかその地に行ける人ばかりではありません。
現在はネット
で「名水百選 通販」などと検索すれば、
自宅にいながらかなりの数の名水を宅配してもらい飲むことが可能です。
商品化がさ
れているような名水は問題ありませんが、
選定から時が経過していることもあり、
飲用ができない名水も存在する可能性があるため、
訪れる前に各自治体への確認を環境省は推奨しています。